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Vol.5 アシスタント(見習い)のころの話
私が初めて美容室で働きだしたのは1998年高校1年生になってすぐに
ファミリーヘアサロンでアルバイトをはじめました。
あの頃は、「ガングロ」 世代で…
流行りにのって
それはそれは周りがびっくりするほどに日焼けサロンで真っ黒な高校生の私。
(もちろん学校もちゃんと行ってましたし、両親も黒くても何も言わずに受け入れてくれたと思っています。)
でも愛嬌だけは日本一の精神でお掃除や美容師さんのお手伝いをしていました。
その頃ご来店されていたお客様は
お客様であるけれど、私にとっては初めて色々な大人と接することができた時期でした。
常連さんの方々は今でも顔を思い出せるほど鮮明で、
よくあんな容姿の私に、温かい眼差しで
「美容師になったらカットしてね。」と言ってくれたものだと。
今、自分がそれなりの年齢になって感謝しています。
国家資格を取得し、美容師になる前に沢山の人と関わる事によって、
お客様が今、何を求めているか、感じているか。
あるいは、気持ちよく帰っていただいたのか。
そのような感受性を自然と訓練させて頂いた時期だったように思っています。
研修を受講したり、本を読む。もちろん私も経験済みで現在も大事なお勉強で参考にはなりますが、それよりも実践するのが一番!
ときにはお叱りもうけたこともあります。
それも肌で感じた方が次の失敗も回避できる知恵ができる。
「ただ髪を切る場所ではない。」
ENRICHの理念のルーツはこの頃の経験も感じて想いが続いています。
今、美容師アシスタントの若者も技術と同時にこういった経験も沢山してほしい。
時代が変わっても、今も昔もお客様から学ぶ事の方がずっとか貴重です。
Vol.4 一人で頑張るより、誰と組むか
ENRICHを設立すると決めたのは、もちろん自分がやる!と決断した。
ENVY.をopenする時から5年で安定させて、父が経営する四日市のデューポイント笹川店を引き継ぐと決めていたので、
自分が美容師という職人と経営者の二面性を持たなければ上手くいかない。
一度経験している事もあり、それがどれほど難しい事か身をもって経験している。
以前であれば、何もかも自分ひとりでやらなきゃって思っていたけど、
体も心も疲弊していく社長には誰もついてこない。
5年間で考え方も人との付き合い方も感じるすべてをもっと広げてみたら
私の想いに賛同してくれる今までお世話になっている方々
そして、その方々が繋げてくれた新たなご縁。
鈴鹿の小さなプライベートサロンと、
四日市のファミリーヘアサロン。
二つの美容室のその影には、「餅は餅屋」と言われる様に
多くのプロフェッショナルの方々に支えていただいています。
Vol.3 お客様からのエネルギー
鈴鹿市にある小さな美容室
プライベートサロンENVY.にご来店頂いている顧客様は
0歳から90歳を超えるお客様男女問わずご来店いただいております。
私がファミリーヘアサロンで15年以上働いてきたおかげで
技術と接客はどのような年齢層にも苦手意識なく接することができます。
プライベートサロンになってからは、より濃く接することができるので、
私がお客様から頂くエネルギーも以前よりも濃い。
美容師の立ち位置は、お客様から見て
家族親族ではない、友達でもない。
けど、毎月あるいは定期的に会う。しかも、髪や頭皮に直接触れられる。
他人でありながらも、定期的に会う。
特殊な関係性なのが美容師だと思いませんか?
最初は目も合わしてくれない、思春期の男の子も1年もたてば気軽にはなしてくれる様になって、
お迎えに来てくれたお母さんが
「あの子、あんなに笑いながら話するんだ!」ってびっくりされることもあり
恋人同士のお客様がそれぞれご来店されていて、
プロポーズをするのに指輪のサイズが分からなくて何気なく私が聞くとか(笑)
ファミリーあるいは共通のご友人
職場が一緒の顧客様
ENVY.はそういった関係性の方々が繋いでいって成り立っているサロン
お客様のエネルギーが私(美容師)の活力になって
美容室と形になって継続できる
そう感謝の気持ちを持って、美容師を楽しんでいます。
Vol.2 鈴鹿市美容室のプライベートサロンENVY.
2020年10月 三重県鈴鹿市白子地区にopenした
完全予約制プライベートサロンENVY.✂
2020年と言えば新型コロナウイルスにより、当たり前だった日常が当たり前ではなくなった年。
多くの人が挑戦を止め、
多くの未来が延期されました。
私は家にいるあの時間が恥ずかしながら、娘を産んでから初めてじっくり接して
初めて一度立ち止まって自分を見直した時間でした。
やがて娘の学校が再開したある朝
「お母さん いつまで家にいるの?私は学校へ行くよ。」
その一言で
やっぱり私は仕事しなきゃって目が覚めたのを今でも思い出します。
迷わずまずは建築屋さんだ!
予約待ちの建築屋さんと分かっていながら
物件見つける前に知人の建築屋さんに電話したのが始まりでした。
「いいよ!」って即答いただきまして
本当に地元鈴鹿のご縁最強に感謝です!
これがまだENVY.と名前がつく前の本当のはじまりです。
2020年8月内装工事が始まった頃
Vol.1 ENRICHという名前に込めた意味
「ENRICH」
何か・誰かを豊かにする
より豊かにする
と言う意味を持つ動詞である。美容を通じて人と人をつなぎ、関わる全ての人の心と生活を豊かにする。
どう頑張ってもAIがすぐには追いつけまい
笑顔で「いらっしゃいませ。」「ありがとうございました。また来月お待ちしていますね。」
時には「スタイルチェンジをして気分転換してくださいね」と…
美容師の私たち人間しかできないお客様の気持ちを察しながら髪を切る。
簡単なことではない。アシスタントから沢山の努力をしてきた美容師。
もっと美容師の存在価値を上げたい。
技術はもちろん、心も豊かな美容師たちにお客様はきっと笑顔で満足していただけると
そんなヘアサロンを創るのが私の美容師人生の次の使命だと、
ENRICHに込めた私の想い 鈴鹿市美容室から誕生です。
